いつかフォアグラが食べたい

しろたん好き。常になにかに追われるもの。

出会いと別れの季節を痛感する

好きな人には好きと言いたい。

恋人とかそういう話じゃなくて、人間として好きな人だ。

 

 

さみしいのは

分かれる離れることじゃなくて

私を忘れられてしまうことだから、

忘れられないように好きだと言って手紙を書こう

たまに思い出して、こういういい子がいたんだよって言ってくれるだけでいいから

思い出してほしいな。

プライベートでは関わらなかったけれど

思い出してほしいな

 

人生の豊かさをポイント制に

演劇を観にいった、1ポイント

90分の試験を受けた 1ポイント

20分の面接を受けた 1ポイント

友達と楽しくごはんを食べた、3ポイント

 アルバイトで大きなミスをした、マイナス20ポイント

 

 

 

1日で、何ポイントたまったかな?

 

今日は

何もしなかった、マイナス20ポイント

 

明日やること

喫茶店に行く 3ポイント

講座の勉強する 5ポイント

 

そういうことだよ

 

 

 

子供に注意をしたそんな私は何様なのだろう、

出不精な私ですが、今週は毎日外出している。主にバイトがあるからなのだが、友人と会う機会があることはこんなにも心踊る(しかし体力がいる)

 

 

 

バイト終わりのぐったりとした状態で電車に乗って帰路に着いたときのはなし。

 

急行の通過待ちをするのにしばらく停車した電車に、小学生二人組が乗ってきた。

みたところ塾帰りであろうその二人組の男子児童のうち1人は、私以外ほとんど誰もいないその電車の車両で、座席に土足で登り、つり革にぶら下がり始めた。

 

「あ、」と思った。

 

私は子供が嫌いではないけど、苦手だ。私自身小生意気な子供だったと自覚があるが、変に知識がついて言葉を話すようになりはじめた子供は、生を受けてから甘やかされた環境しか体験していないために、公共の福祉よりも目前の誘惑に抗えない。

落ち着きがないのも好きじゃない。

 

目の前の小学生が電車の座席をピカピカの青紫のかっこいいスニーカーで踏みつけている。両手はつり革を握ってぶら下がる。

 

なんだかなぁと思ってじぃと見つめていると、おとなしく座っていた児童の1人と目があった。私の視線に気づいた彼は座席の上に立っている児童の膝を軽く叩いて制した。(私はイヤホンをしていたため会話はきこえなかった)

 

ああ、片方の子は多少周りの目が気になる子ではあるんだなぁとぼんやり思っていた。

 

電車が動き出すとしばらく大人しく座っていた2人児童。しかしやはり座席に立っていた方の子は、そわそわと落ち着きなく立ったり座ったりを繰り返しながら、片足を座席に乗せたり下ろしたり、はたまたきちんと座ってみせたり。

その様子をなんとなく音楽を聴きながらぼんやりとみつめていた。

 

注意しようか?

 

それだけが頭を巡っていた。

 

仮にも彼らが小学生でも、乗車率が100%の電車の中で、サラリーマンやマダムの中にいても同じように土足で座席に登るだろうか?

そんなことはしないはずだろう。

少なくとも小学校低学年の子には見えないし、夜の9時半過ぎに子供だけで塾から電車に乗って帰れるのだから、ある程度の知識と分別はつくはずなのに。

 

この車両には、疲れ切ってぐったりと座席の端の席にもたれかかる女子大生と

酒によって寝ているサラリーマン、そしてこの小学生だけだ。

 

少なくとも、起きている唯一の大人、若い大学生である私の前では彼ら(正確に言うと座席の上に立っていたのは1人だが)は世間一般に悪いこと、いけないとされることはしてもいいのだと判断したのだろう。

 

あー、注意しようかどうしようか。

考えていた。

 

彼が今土足で踏みつけている座先には、仕事に疲れたサラリーマンや、赤ちゃんをおんぶするママが座る席でもある。

そしてその座席は、この鉄道会社の人が責任を持って清掃して、快適になるような品質の座席にしているのである。

 

色々な人があのスペースに関わるんだなぁ、となぜか考えていた。

じゃあなおさら、注意しなきゃ。

 

「でんしゃのいすはみんながすわるところだから、くつをはいたままうえにのぼっちゃいけませんよ」

あれ、これは小学生に言うことなのかな?

 

そうだ、私が昔々、本当に小さい時、おばあちゃんと買い物にきたスーパーのレジのカウンターの上に登りたくて、そのカウンターに座った時、レジのおばさんに怒られたことがあったなぁ。

それから手頃なサイズの台があってもお外では登っちゃいけないって学んだよ

じゃあこれも注意しなきゃ、でも、いま???いまここで??

 

いっぱい考えていた。方針としては注意をしたい方針に固まってはいた。

 

じゃあ電車を降りるときに、その勢いで「靴のまま座席登っちゃダメだよ」って注意して颯爽と電車を降りよう、そうだそうしよう。

 

そう考えているうちに、いつのまにか最寄り駅についていた。

さあ降りるときに子供たちに注意を!と思ったら、その児童たちの最寄り駅も私と同じで、同時に立ち上がったのだった。

 

ああ、まじか、とおもって彼らのうしろについてホームを歩いて悶々と考えていた。

彼らはなんとなく、こちらをチラチラ見ていた怪しい女が後ろをついてきたことをなんとなく気にしていて、時々私の方を振り返りながら足早に前を進んでいる。

 

いつ言おう、言わなきゃ、言わなきゃ、と思っていたらホームから改札口に降りるエスカレーターまで来てしまい、エスカレーターで彼らのすぐうしろに乗った。彼らの後頭部をじっと見つめていた。どうしよう、どうしよう。

 

そのとき、本当に勝手に、声が出た。

 

 

 

「座席に登っちゃダメだよ」

 

 

彼らはエスカレーターを降りながら、え?という顔をしながら、私と目を合わせないように2人でヒソヒソ話している。(なんて言ってんの?というのが聞こえた)

 

「座席に靴のまま上がっちゃダメだよ」

 

と付け加えた。

その一言を言あと同時にエスカレーターは一番下までついてしまい、彼らは「え?」という顔をしながら何も言わずに足早に去っていった。振り返ることはなかったし、私の顔を見ることももちろんなかった。

 

 

ああ、言ってしまった。

 

彼らとは反対側の改札を抜け、帰路についたときはすでに心臓の鼓動に押し潰れそうになっていた。注意をする側のほうが緊張してしまった。

そしてすぐに襲ってくる後悔。

 

私なんかが注意をして、一体何様なんだろう。

私だってマナーが悪いところはいまだにいっぱいあるのに、私がいっちょまえに注意をするなんて、何様なんだろう。

もしあれが小学生じゃなくて、酔っ払いだったら、怖い大人だったら、私は注意しなかっただろう。

そもそもエスカレーターの真後ろに乗って後ろから声かけるなんて不審者でしかない。

彼らの親に通報されたらどうしよう、いや、

むしろ最近の子供は怖いから跡をつけられていたらどうしよう、バットで叩かれたらどうしよう、

 

 

まで考えた。

 

いまだに正解はわからない。

やってよかったのか、よくなかったのか。

なんでそれしきのことがその時の私は許せなかったのか。

 

いまだにいいのか悪いのかよくわからないけれど、珍しく勇気を出したので、記録として。

 

一応彼らには謝っておく。

変な人に声かけられて怖かったよね、ごめんね。